イルカと泳ぐ!小笠原(父島・母島)愛すべきプリミティブアイランド、小笠原。東京から「おがさらわ丸」に乗り、船で約25時間、世界で一番遠い日本です。住所はなんと“東京都”。 日本も素晴らしい。コバルトブルーの海は本当に深く澄んでいます。沖縄のエメラルドブルーとはまた違った、深みのあるブルーにダイナミックな景観。その世界遺産級の美しさにハマってしまい、♪りんりん♪はイルカに会いに、3回も行ってしまいました。。。 うち1回はなんと、おがさわら丸を見送る側になって、さらに先、母島への上陸も果たしました。もう、究極の「世界で一番遠い日本」、地の果て。美しかったです。 98年~99年 海外の旅記録が無いのがその理由です。 小笠原諸島の玄関口、父島 まずは、リゾート地、という海外にありがちなイメージは全て拭い去りましょう。 シュノーケル・フィンなどの道具は自分で持っていくのが基本です。 ペンションというのは民宿と変わりないということをお忘れなく。コンドミニアムはHawaiiのを想像しているとエライ目に会います。普通のワンルームアパートで、キッチンが申し訳程度についているといったものですから。 部屋の大きさ、キッチンの大きさもあらかじめチェックしておくのが得策です。炒め物をすると部屋じゅうに匂いが充満しますので、部屋は寝室のみ、キッチンは共同、というのがベターです。 、食べたい時に食べたい量と食べたいモノを、、、ということで宿の食事時間の制約を受けることのないほぼ自炊スタイル。 ペンション・キャベツビーチ(自炊不可ですが)、スコール、リゾートイン・ガゼボはキレイで評判が良いようです!買出しに便利な大村地区にあります。 ホテルホライズンや境浦ファミリーは高台にあり海の眺めは抜群ですが、町からは少々離れています。 GWやお盆時期を除いて、小笠原は海外旅行よりも相当割高です。ツアーも個人手配も全く料金変化はありません。往復の船代が2等で約5万円プラス宿・食事などを考えると・・・ タオルなどの洗面道具も全て持参します。♪りんりん♪は海用とお風呂用の2枚持参。 村営バスが毎日定期ルートを運行しているようですが、自由に動き回りたい♪りんりん♪は、原チャリをレンタルし、島内を縦横無尽に(笑)移動してました。→免許証も必要です(普段使ってないと意外と忘れちゃうもの) 懐中電灯(しかも大きいの)がないと夜はどこにも行けないくらいです。 もちろん、街中は明るいので大丈夫ですけどね。星を見に行きたいな、とかちょっと足を伸ばそうと思っても街灯の無い所がありますので注意が必要。吸い込まれそうなほど真っ暗闇です。普段都内の一晩中明るいような所に住んでいる♪りんりん♪はそりゃもう最初は驚きました。 イルカ 人なつっこく、一緒に遊んでくれるバンドウイルカを必死で追いかけ、同じ空間で泳いでいる、と感じるあの感動は会った人にしか分からないでしょうね。価値観が変わります、ってそれくらい心を動かされます。 また、大群でぴょんぴょん跳ねながらきりもみジャンプなどのパフォーマンスを見せてくれるハシナガイルカ。ボートのへさきに出来る波のところまでやってきて遊んでくれますが、警戒心が強く、ウォッチングがメインです。 イルカのツアーがたくさん出てますので、島に到着したらすぐに予約を入れましょう! スケジュールが決まっている人は先に予約しておいたほうがいいかもしれません。 ジョンビーチ すごい。その白く美しい浜に行くためには、2時間、険しい山道をひたすら歩くしかないんです。暑さと、普段の運動不足で浜に着いたら倒れそうなほど苦しい。感動もひとしお。だからこそ、ここまで来れた幸せに感謝する。水ってこんなに美味しかったのね。もちろん水と食料は背負って行きます。前夜に凍らせておいて。その味わうことの出来ない感動は心に深~く残って今でも鮮明。もちろん日陰はほぼ無いに等しいでしょう。パラソルを手に、重い食料とシュノーケルセット一式を背負って2時間の山道、Boilされそうな暑さ…想像してみてください。 ジニービーチ 個人的にはここのビーチの方が好きなんだけど、歩いて行くにはジョンビーチからさらに30分以上山道を歩かないといけない。断念。ドルフィンスイムツアーの際、ボートで沖から眺めただけ・・・残念。 南島 無人島。「本当の楽園」とはこういうことを言います。 たいていはドルフィンスイムツアーのついでに立ち寄りますが、1時間ちょっとしかいられないので、船をチャーターしてゆっくり1日過ごしました(送迎だけしてもらう)。パラソルも当然持っていきました。日陰が全くないのでコレがなかったら干上がってしまいますから。 ♪りんりん♪はここで、手の平に乗るほどちいちゃな海亀に出会いました。数センチしかない手足で一生懸命泳いでいる姿がとてもかわいかったです。 天然記念物の貝殻がたくさん転がっていますが、持って帰るなどという陳腐なことはやめましょう。家に飾っても大していいインテリアにはなりません。やはりあるべき場所にあるからこそ美しく価値があるのですから。 お弁当の残りをちょっと餌付けしてみてください(いけないことかも)。野生の魚ならでは、何をあげてもものすごい勢いで食べます。その力強さはコワイくらいです!ここの魚達は肉食?と思ったくらいよく食べました。♪りんりん♪は魚肉ソーセージを餌付け用に持っていきます。 お弁当はテイクアウトできるお店がいくつかあるので観光協会のサイトで要チェック! それと、小高い丘(といっても崖っぽくなっている)にも登ってみましょう。果てしなく続く外洋と、南島を上から眺められます。圧巻です! 但し転ばないようにくれぐれも注意です。岩がとても鋭いので。。。 兄島 ここの沖は海中公園になっていて、絶好のシュノーケリングスポット。7月にしか行った事がありませんが、水温は結構低いです。私は寒がりなのでボディボード用のラッシュガードを着ました。日焼対策にもなります(長時間の着用は焼けた跡が見た目上よろしくありませんが)でも外が暑いのでなくても大丈夫です。潮の流れがキツイので、自然と流されて行ってもいいように流れに沿ってボートを先に進めておきますので、心配はいりません。 三日月山展望台 ここから見る夕陽は絶景。絶対に見逃すことなかれ!出発直前に日の入時刻をチェックしておくか、観光協会とかで聞いてみるといいかもしれません。たくさん人が来ていますがとってもいい雰囲気です。海から出て、シャワーを浴びてから行くべし。爽やかな風の肌触りが全然違います。 原チャリで近くまで行けます。山のふもとから歩いていったこともありました(汗だくですが)。 本当に日本一遠い日本、母島 父島からフェリー(ははじま丸)でさらに2時間半、地の果てのような錯覚すら覚えます。 会社にお願いして、なんと1回おがさわら丸を見送っての長旅、なんと12日間の父島&母島旅も一度経験しました。今となっては素晴らしい思い出です。 父島もキレイですが、母島ももっとキレイ。そしてもっと何も無い(笑)。18:00に生協やスーパーが閉まってしまうと本当に静かになる。これが日本なの!?と本当に思います。 南崎や蓬莱根海岸などでシュノ。北港でも。すごい。恐ろしいほどに美しかった。こんな世界が日本に、しかも東京都内にあったなんて!! ここまでくるともうマニアの世界。重い機材なんかつけなくっても、シュノーケリングだけで十分。魚影がハンパじゃない。すごい魚の群れに遭遇。潮の流れもかなりきつく、本当の海ってこういうことを言うんだって思った。そりゃもう吸い込まれそうでコワイくらい。 母島の裏側でDIVING …やっと会いました。巨大マンタ!3mはゆうに超えています。ヒラヒラと優雅に泳ぐさまは、見事としか言いようがありませんでした。もう信仰状態です。ああ、マンタ様… 父島オススメのペンション:リゾートイン・ガゼボ2(自炊の部屋)*安くてキレイでダイニングが広々しています。夏のシーズンは早くから予約しないとダメ。相当人気ですのでご注意ください! 父島オススメのお土産やさん:QUSSY(クッシ―)(アクセサリーが素敵。マンタのシルバーネックレスはここでゲットしました) HORIZON DREAM(オリジナルものは全てオススメ。石鹸は香りが素晴らしいのでお土産に喜ばれること請け合い。オリジナルのマンゴとパッションジュースは絶品。ここの自家製パンも美味しい! ) 御蔵島のイルカは神秘的、に続く <御蔵島&三宅島サイト情報> 御蔵島のホームページ http://www.mikurasima.jp/ 御蔵島観光協会 http://www16.ocn.ne.jp/~mikura/ 三宅島観光協会 http://www.miyakejima.gr.jp/ 三宅島は 火山のため、2000年 全島民が避難。そして約4年半ぶりに解除されたものの、いまだに島の一部は立入禁止になっています。。。 ジャンル別一覧
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